【教育・学習】宇宙について教えてあげたい!お金をかけなくても子供にしてあげられること
子供が宇宙のことに興味を持った。もっと宇宙について触れさせてあげたい。または宇宙のことに興味を持ってもらいたい。そう思っている親さんは少なくないと思います。
ではどんなことをしてあげれば子供は喜んでくれるでしょうか?
ヒントになればと思い、我が家でも実践していることをご紹介いたします。
晴れた日には空を見る
月や星空を眺める
最も身近に宇宙を感じられるのは空を見ることですね。いわば直接宇宙を見ているのですから。子供目線で月や星空を見ているだけでいろんな疑問が浮かんできます。「空の上には何があるの?」「星っていくつあるの?」「月には行けるの?」。これが宇宙のことを好きになる入口です!子供に寄り添って、同じ目線で調べたりどこかへ連れて行ってあげたりしてあげてはいかがですか?
毎日とは言いませんが、晴れた日に夜空を見ていれば月の満ち欠けや星座など、日によってあるいは季節によって変化する夜空の見え方は、いつ見ても楽しめるでしょう。
流れ星(流星群)や日食を見てみる
ただ星空を見るだけでなく、流星群や日食といったたまにしか起こらない天体現象があります。一度見逃すとその後何十年と発生しないものありますので、そういった珍しい現象はぜひお子さんと一緒に見てみましょう。子供にとっては印象的な思い出になるはずです。
また実際に観測出来たら「なぜそんなことが起こるのか?」といった疑問も出てくるので一緒に調べてみるのも面白いですね!
ISS(国際宇宙ステーション)を見てみる
急に話題が宇宙っぽくなってしまいましたが、ISS(国際宇宙ステーション)はご存じでしょうか?いくつかの国がお金を出し合い共同で使っている宇宙にある実験室です。日本人の宇宙飛行士もそこで滞在・実験をしています。
そんなISSを見るってどういうこと?と思うかもしれませんが、実は地上からでも肉眼で見ることができます。ある条件が重なったときだけですが、チャンスは1週間に1回くらいはあると思いますのでぜひ子供と一緒に見てみるといいですよ!ちょっと感動します。
詳細は別の記事で紹介しています。
絵本を読み聞かせてあげる
子供に宇宙のことをもっと教えてあげたいと思っても、普通の親では分かりやすく説明してあげるのは至難の業かと思います。難しい言葉だったり、初めての言葉はなかなか子供に伝えられません。
ですが絵本であれば、イラストを見てイメージが膨らむので子供でもよくわかります。ストーリー仕立てに学べるものであったり、中には仕掛け絵本になっていたりするので子供も飽きずに楽しく読み進めることができます。
また少し対象年齢が高いかなと思う絵本であっても、色使いがカラフルなものが多いので幼児でも『目で見て』楽しめますし、大きくなったら図鑑のように『読んで、調べて』楽しめるので、何冊かは自宅にあるといいと思います。
興味を持ってくれるか心配であれば、まずは図書館で宇宙の絵本を探して読んであげてください。そこで気に入った本があれば実際に買ってあげると良いでしょう。
おすすめの絵本については別の記事で紹介していますのでご参考までに。
宇宙の動画を見せてあげる
(無料)YouTubeで
YouTubeで検索すれば、無料とは思えないほどのクオリティの映像がいくつでも見られます。 アニメなどの子供向けの編集がされていなくても星空の映像などは興味を持ってみてくれます。
3!2!1!ロケット発射!
子供向けのイラストやBGMに実際の映像を織り交ぜて編集してあるので、子供でもロケットが大好きになること間違いなし!
ロケット発射(上)
アニメーションでロケットや宇宙についてよくわかる。シリーズになっているので宇宙のいろんなことを楽しんで学ぶことができます。
癒しの星空風景
高画質の星空映像。大画面で見ればプラネタリウムを見ているような映像です。寝る前に子供と一緒に見れば大人も十分楽しめますし、いろんな星座を知ることもできます。
これ以外にも別の記事でYouTubeチャンネルを紹介しています。
近くの施設へでかけてみる
博物館(科学館)へ行ってみる
やはり一番おすすめなのは博物館(科学館)へ実際に行ってみることです。少し足を延ばせば博物館へ行けますし、意外とこじんまりした博物館でも宇宙に関する展示はそれなりに大きく展示されていることが多いです。
小学生以上にならないと楽しめないと思っていませんか?博物館の展示内容にもよりますが、絵本や映像で見た天体やロケットが実物に近い形で間近で見ることができて子供のテンションも急上昇!未就学児あるいは幼児でも科学館は楽しめる展示が満載ですよ。小学生になったらワークショップなどが開催されている場所もあるので参加してみるのもいいかもしれません。
近くの宇宙展示施設を調べて連れて行ってあげてはいかがでしょうか?
プラネタリウムを見に行く
博物館と併設されている場合が多いですが、プラネタリウムを見に行くことも宇宙に触れさせる一つの手段です。
星空を見ながら星座などの説明を聞けますし、実際に街中では見えないような暗い星や天の川も見えるので最高です。プラネタリウムに行った日の夜には子供も家の窓から空を見て見たくなること間違いなしでしょう。
室内なので、気温も気にせず雨や曇りの日でも楽しめるのがいいですね。
宇宙に関するおもちゃで遊ぶ
乗り物(ロケットなど)のおもちゃで遊ぶ
男の子なら乗り物のおもちゃで遊ぶのが好きな子が多いと思います。同じようにロケットのおもちゃで手で持てるサイズのものなら喜んで遊んでくれます。
ブロックやパズルを組み立てて遊ぶ
手を動かしたり頭を使ったりして遊ぶのが好きな子であればブロックおもちゃなどがおすすめです。ただしあまり小さすぎるお子さんだと誤飲などの危険がありますので注意が必要です。
天体模型やプラネタリウムを見て遊ぶ
惑星や星に興味があるお子さんであれば、天体模型やプラネタリウムなどがおすすめです。太陽系模型の中には自分で作って遊ぶものもあります。プラネタリウムは寝る前に寝室で見るのもいいですね。
子供の好奇心を大切に育ててあげよう
子供がせっかく宇宙に興味を持ったのに何も教えてあげられないなんて寂しいことは避けたいですよね。いろんなことを経験して学んでもらいたい。お金や時間をかけなくても子供にしてあげられることはたくさんあります。
まずは子供が何をしたいか、考えてあげたいです。